とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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通勤の車窓から6

先週まで、モバイル回線(実質、PHSの話)の昔話だったが、今週はその話の中でも時々出てきていたモバイル機器についての振り返ってみたいと思う。
ここでいうモバイル機器とは、ノートPC及びPDAと限定しよう。
前回までの話でも少し出ていたが、我が人生最初のモバイル機器は、ThinkPad230csである。
日本IBMが世に初めて出したリアルモバイルPC(当時はモービルPCだった)の祖、ThinkPad220の後継機でかつ、初めてカラー液晶(TFTではなく、DSTN)と専用バッテリー(TP220は電池駆動)を搭載していた。ほぼA5サイズで、持ち運べるPCとして必要にして十分な大きさだった。当時、他社からも似たようなノートPCが出ていたが、色々なスペックを比較しても他社より数段優れていた。
プリインストールOSが、PC-DOS+Windows3.1だったが、デフォルトの状態で使っていても、当時のノートPCとしては驚くほどしっかり動いた。
当時も色々試したが、その中でも面白かったのが、OS/2 V3 Warpを試したことだ。残念ながら、Warp用のソフトがあまりなかったので、Warpとしては、使ってなかったが、1つのOSの上でWindows3.1とPC-DOSのソフトが同時に動くことは面白かった。願わくば、M$Windows95の仕様をもっとオープンにしてくれていれば、warpの上でWindows95アプリが動く日が来たかも知れない。
今思えば、OSの仮想化やエミュレーションのようなものを好む傾向は、このころから始まっていたのだろう。
明日は、初めてのPDAにしよう。