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とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

Windows版Safari 3.1についての考察

このblogにも書いたが、Safari 3.1について、改めて考えてみた。

これまで、AppleWindows用のソフトとして、提供してきたものは、以下の通りだ。

QuickTimeiTunesがリリースされ始めた頃は、相当頑張ってWindows版を作っている感じがした。
なにせ、QuickTime単体の頃は、Mac版から随分と経ってからWindows版がリリースされるという具合で常にバージョンに差が発生していたぐらいだ。
それが、iTunesになって一転する。
最初のうちは、Mac版に少し遅れてリリースされることもあったが、気がつけば、同じバージョンが同時期にリリースされるようになった。
また、最近では、MacOSXでは標準ツールとなっているApple Software Updateまで登場している。
そして、先週、Safariの正式版が、Mac版と同じ時期にリリースされた。

前回のblogは、ユーザーの視点から不可解だなどと書いたが、今回は開発者の立場から考えてみた。

そうすると、「Mac版とWindows版を同じ時期に同じバージョンでリリースできる」=「Appleには、MacWindowsのソフトを同時にリリース可能なクロスプラットフォームな開発環境がある」ということになるのではないかと思い始めた。

Appleが提供している開発環境に、Xcodeというものがある。
この開発環境は無償で提供されている。
Xcodeは、かつてProject Builderと呼ばれていたが、以下のような進化を遂げている。

 2003年6月 1.0リリース
 PowerPC G5対応し、PPC(32bit,64bit)のいずれにも対応したソフトが生成可能

 2005年6月 2.1リリース
 Intel CPU対応し、Intel(32bit)、PPC(32bit,64bit)のいずれにも対応したソフトが生成可能

 2006年8月 2.4リリース
 Intel x86_64対応し、Intel(32bit,64bit)、PPC(32bit,64bit)のいずれにも対応したソフトが生成可能

1つの開発環境がこれほど多彩なCPUに対応することも珍しいと思う。
しかも、統合開発環境なので、プログラマは各CPUの特性を全く気にすることなく、自分の作成したプログラムをマルチCPU対応のソフトに仕上げることが可能だ。

さて、ここからは、とむむ自身の勝手な憶測になるが・・・。
今年のWWDCは6月に開催される模様。なので、下記のような発表がある・・・かも知れない。


○とむむの憶測
Appleが、これまでWindows向けにリリースしてきたソフトウェアは、全てXcodeクロスプラットフォーム版で開発してきました。今日から、Windowsアプリケーションを開発してきたデベロッパーもXcodeへ移植するだけで、MacOSX/Windows両対応のアプリケーションが簡単に作成できます!

 2008年6月 3.Xリリース
 有償のオプションで、Windows XP/Vistaへの書き出しに対応し、Mac OS X/Windows XP/Vistaののいずれにも対応したソフトが生成可能
 ただし、これまでWindowsのソフトウェアのみを発売してきたデベロッパーには、無償で提供する



ということがないだろうか。0ではないと思うが、多分ないと思う。(笑)
まぁ、夢のある?憶測はこの程度にして、SafariWindows版をリリースした現実的な解の1つはコレだと思う。
このページにも、書いてあるが、iPhone / iPod Touch用のWebアプリケーションの動作確認に、Safariの使用を薦めている。要するに、開発者の確認用としてお使い下さい。ということだ。
今後、iPhone SDKが正式に配布されても、Windows版のXcodeが出ることは絶対にないと思うが、簡単な動作確認ぐらいは、Windowsでできた方がいい。という考えもアリだと思う。
XcodeWindowsアプリ生成への対応は、ちょっと現実離れしているが、Windowsで開発している開発者向けに、Safariを提供するのは悪い選択ではなかったと思う。
もちろん、開発者だけでなく、iPhoneiPod Touchを利用している一般のWindowsユーザーも、SafariWindowsで使用したいという欲求はなくはないだろう。

今後のSafariのシェアにも興味はあるが、SafariAppleクロスプラットフォーム戦略に宣伝材料として利用されることがあれば、非常に面白いと思う。
その時は、きっとXcodeWindowsアプリケーション生成機能が何らかの形で発表されるのだろう。