とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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通勤の車窓から9

色々とあって、通勤の車窓をお休みしていた。
今後も毎日の更新は難しいと思うが、時々書いていきたい。
さて、本日の通勤の車窓からは、思い出に残るPDAをお送りしよう。
Newtonについては、前々回に書いたのでよいとして、Palm互換機について書こう。
初めてのPalm互換機は、IBM WorkPadだった。
というのも、正式な日本語Palm OSを初めて搭載したのが、WorkPadだからだ。形は、 PalmIIIと同じでありながらも、IBMらしい黒いボディが印象的だった。
文字入力もシンプルな一筆書きのグラフィティと軽快に動作する様々なソフト、ちっちゃなゲームもいっぱいあった。
ハードやOSの制約でやれることは限られていたが、それを逆手に取って、限られた範囲で最大限、いや、それ以上のもの作ろうという意気込みがあった。
Palm OSの日本語版が素晴らしかったのは、J-OSという英語のPalmOSを日本語化するsharewareの実装を本家が認め、取り込んだことにあると思う。
そのため、独自に提供されてきたJ-OS対応の日本語化されたソフトなど、大抵のソフトが正式な日本語Palm OSでもそのまま動作したのだ。
初期のPalmが非常に盛り上がったのは、この点が非常に大きかったと思う。そのような下地があったおかげで、CLIEも登場できたのだと思う。CLIEの話題は、また今度にでも。