Ubuntuをインストールしたmbookでとりあえず、色々と困るのがマウスの操作だ。
デフォルトの状態では、タッチパネルのモニタのキャリブレーションができない。
そこで、まずはBluetoothマウスを使って楽に操作ができるようにしたい。
とむむ的にオススメなのは、「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」だ。
デフォルトのインストール状態でも、BT/WLANのボタンを押せば、Bluetoothは使えるようになる。
しかし、とむむがオススメした「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」は、癖があるらしくそのままでは、うまく認識しない。
そこで、認識させるための手順を下記にまとめた。
1)bluez-compatのインストール
# apt-get install bluez-compat
Bluetooth関連のコマンドが必要になるので、上記のパッケージをインストールする。
2)「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」の認識
本体裏のBlutoothボタンを長押しする。
通常通りの手順で、「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」を設定する。
タスクバーのBluetoothボタンから設定するのが楽だろう。
しかし、ここの設定をしただけでは、マウスが認識しない。
設定が終わっても、「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」側では、接続する相手の機器を探した状態のままだ。
4) hiddコマンドを実行
# hidd --search
Connecting to device XX:XX:XX:XX:XX:XX
hiddのsearchオプションを実行すれば、「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」が使えるようになる。
今のところ、再起動やサスペンド後にも、BT/WLANのボタンを押した後に、2)と4)を実行しないとマウスが使える状態にならない。
ちなみに、この問題はUbuntu9.04であれば、他のPCでも同様に起きる問題らしいので、早く直って欲しい・・・。
それはさておき、「Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000」とmbookの組み合わせは、なかなか便利だ。当然、Windowsでの認識は全く問題ないので、そちらでも机で作業する際は、利用している。
一応、Ubuntuをmbookで使う際に解決すべき問題を列挙しておく。
1)GMA500 のドライバ
今のところ、入手方法がなさそう。
Intelが頑張って作っているらしいので、情報が入手できれば、このBlogでも取り上げたい。
それから、解像度が800 * 600のままになっているのも何とかしたい。
2)タッチパネルモニタのドライバ
キャリブレーションのユーティリティはインストールされているのだが、うまく認識していない模様。
まだ、調べている段階だが、マイナーなハードだと適応できるドライバがないかも知れない。
3)無線LANを設定するとフリーズする件
前回のエントリーで無線LANの設定云々のことを少し書いていたが、認識するところまで持っていけたのだが、設定するとUbuntu自体がフリーズしてしまうという現象が出ることが分かった。
他の方法としては、Windows用のドライバを使って無線LANを設定することができるらしい。こちらも、近々試してみる予定でいるので、うまくいったらこのBlogで紹介したい。
そんな感じで、まだまだ、普通に使える段階に至っていないが、少しずつ快適に使えるようにしていきたいと思う。進捗があれば、このblogで紹介するので、お楽しみに!