どうも、とむむです。
久しぶりの更新になるが、ネタが2つほどできたので、紹介したい。
1つ目は、NetbookCDを使ったLeopardからのアップグレードを紹介しよう。
最初に結論から言うと、LeopardからSnowLeopardのアップグレードはオススメできない。
とむむが試した限りでは、通常の動作に問題はほとんど見られなかったが、長時間放置しているといつのまにやら固まっていたり、スリープ時やスリープからの復帰時にフリーズする現象が見られた。
さて、気を取り直してNetbookCDによるSnowLeopardのアップグレード(新規インストールも多分同じ)を紹介しよう。
○準備するもの
a) SnowLeopardのインストールDVD
b) 外付けDVD-ROMドライブ(USBブート可能なもの)
c) NetbookCD(0.8.3)を焼いたCD-R
ここからISOイメージをダウンロードして、CD-Rに焼く。
d) メモリとSSD
快適に使うには、メモリ増設とSSDの換装をオススメしたい。
・メモリ(2GBを推奨)
・SSD(30GB以上を推奨)
○手順
NetbookCDのインストール手順は、以下の通り。
2) NetbookCDをイジェクト(イジェクトボタンでダメな場合は、イジェクトピンを使う)
3) SnowLeopardのDVDを挿入
4) F5を押して、SnowLeopardのDVDからブート
5) 普通にインストールを実行
今回はアップグレードだったので、以下のオプションを選んだ。
新規インストール時に気をつけなくてはいけない点はこちらのエントリーを参考にして欲しい。
6) インストール後、初回起動時はNetbookCDからブート
7) F5を押して、内蔵ディスクからOSXをブート
8) OSX起動後、NBI0.8.3を実行
9) DVDドライブを取り外して、リブート
10) 内蔵ディスクからOSXが起動すれば、OK
11) ソフトウェアアップデートを実施
12) 10.6.2まで無事に上がれば、完了
ちなみに、今回、アップグレードした際に、SnowLeopardインストール後に失敗したと出た。
また、7)もうまくいかなかった・・・。起動せず・・・。
結局、NBMで作成したUSBメモリでbootして、NBI0.8.3をインストールすることで、起動はできるようなった。
しかし、最初に書いたように、アップグレードでのインストールはオススメできないし、まともに動かないので、近々新規インストールも試してみる予定だ。
2つ目の話題はデュアルモニタの件だ。
とむむの環境(Inspiron mini 9)では、2つ目のモニタを1つ目のモニタの続きで利用するデュアルモードは、何の苦労もなく表示することができた。
しかし、同じ画面を同じ解像度で映し出すミラーモード(システム環境設定>ディスプレイ)に切り替えた途端、これまで見えていた2つのモニタに縦線が入ったまま画面が固まってしまった。
焦らずに・・・2つ目のモニタのVGAケーブルを抜けば、元に戻る。(長時間放置していると、勝手にログアウトすることもあった・・・)
やはり、NBI0.8.3でインストールされるVGAドライバでは、ミラーリングはうまくいかない模様。
そういえば、以前のNBIやDELLEFIにold GMAドライバを使って、ミラーリングを可能にするオプションがあったことを思い出した。
結論から言うと、上記のオプション(Install Dell Mini 9 ExtensionsとInstall old mirror friendly GMA kext)を選択してインストールすれば、ミラーリングできるようだ。(インストール後、再起動は必要・・・。)
ただし、2点ほどデメリットがある。
・最新のNBI0.8.3が利用できない。(このオプションが存在するのが、NBI0.8.3RC5まで・・・。)
・何故か、スクリーンショットが撮れない。(撮っても、何も残らないようだ・・・)
上記のデメリットがあるので、どうしてもミラーリングがしたい場合に限定して利用して欲しい。
最後に、うっかりデフォルトのVGAドライバのまま、ミラーリングモードに切り替えて、デュアルモードに戻せなくなった場合の回避方法を紹介しておこう。
1) このサイトのこのツールをダウンロードする。
2) ダウンロードしたら、MirrorDisplaysというアプリケーションが展開される。
3) DockにMirrorDisplaysを登録する。(画面が見れなくなっても実行するため・・・)
4) マウスカーソルをMirrorDisplaysの上に置いた状態で、2つ目のモニタのケーブルをさす。
5) 縦線が入ったような画面になるが、MirrorDisplaysの上にマウスカーソルがあることを信じて、マウスをクリックする。
6) 画面が何度か点滅して、デュアルモードに戻る。
というわけで、このソフトを使えば、システム環境設定>ディスプレイを触らなくても、ミラーリングモード<->デュアルモードの切替をやってくれる。
なので、古いVGAドライバを入れて、ミラーリングを有効にした場合にも便利に使える機能なので、そちらを選んだ人にもこのソフトをオススメしたい。
以前にも少し書いていたが、N450の新Inspiron10も発売されたこともあり、まとも?にOSXの夢が見れるInspiron10vのディスコンが発表されのも秒読み体制に入ったと考えている。
なので、これから夢を見ようとしている人や夢から醒めないようにしたい人は、今のうちにInspiron10vを確保しておくことを強くオススメしたい。
追記1:
DELLのオンラインストアの「Windows(R) 7 正規版搭載パッケージ」が、24,800円と安い!
店頭モデル(2009年夏モデル)と異なる点は、以下の通り。
◯悪い点
・Bluetoothがない。 (オプションもない・・・。)
・ホワイトを選択すると、+1,575円。
・オンラインストアの癖にBTOで選べるオプションが少ない。(ような気がする。)
◯良い点
・BTOで、N280や11nが選べる。
・液晶の解像度が1024*600。
・英語キーボードが選べる。
・送料込の値段が24,880円と安い。
ブラックでBluetooth不要という人には、良いかも知れない。
ただ、店頭モデルと中身が変わっている可能性もあるかも知れないので、OSXの夢を確実に見たいのなら、店頭モデルの方が無難だろう。
10.02.25追記:読者の方からの情報で、冬モデルでも夢が見れることが分かった。また、「Inspiron Mini 10v 価格.com限定パッケージ」であれば、Bluetoothの選択も可能なので、そちらも検討してもらいたい。
リアルモバイルマックのユメオイビトさん、情報提供ありがとうございます!
↓DELLのオンライストアは、こちらからどうぞ!
追記2:
今更だが・・・Inspiron Mini10v の店頭モデルが2種類、存在することが分かった・・・。
◯2009年夏モデル
型番:CM30X-H-**(**は色)
プリインストールOS: WindowsXP Home SP3
◯2009年冬モデル
型番:CM30B-KL-** (**は色)
プリインストールOS: Windows7 Starter
いずれも、過去のモデルになるので、店頭での購入は難しいだろう。