とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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GEV600を購入できるバイク店を見つける方法 | GOCCIA GEV600への道 その2

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どうも、とむむです。

前回のエントリーから始まったGOCCIA GEV600への道の第2回だ。

tomm.hatenablog.com

前回、諸々の事情や検討を経て、GOCCIA GEV600を購入することに決めた。
今回は、バイク店を探すところから、GEV600を実際に注文するところまでをお送りしたいと思う。

GEV600をどこで買えばいいのか

GEV600を買うことは決めたのはいいが、購入できるバイク店がないと話は始まらない。
電動バイクは購入後も長期で利用することになるので、近場で修理やメンテナンスを受けられるに越したことはない。
そのため、どこで買うべきかはしっかりと考える必要がある。

GEV600の取扱店はどこにあるのか

benelliemobility.jp

GEV600はプロトの製品を取り扱っているバイク店を中心に、全国の37の都道府県で購入可能(2021年8月12日現在)だ。

残念ながら、検討し始めた当時(2021年3月末頃)、とむむの自宅の近所でGEV600を取り扱っているバイク店はなかった。
あれ?? 前回のエントリーで、とむむの検討した結果の修理メンテのところで、電動のGEV600が◯(近場で可能)になっていたじゃないか! と思った方は鋭い。
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では、どうして「近場で可能」になったのかを説明しておきたい。

可能であれば近場のバイク店で買いたいのだが・・・

こちらのページに以下のような案内があった。

お近くに取扱店のないお客様へ

GEV600は当社(株式会社プロト)とお取引いただいております全国のオートバイショップを窓口に販売しております。 当社の契約店ネットワークは全国に9000店以上ございます。ぜひお近くのオートバイショップ様へご相談ください。当社とお取引のあるショップ様であれば車両の納入が可能です。

「なるほど。プロトと取引のあるバイク店なら話が早そうだな。」と思ったので、近所にプロトの契約店がないか探すために、プロトのホームページのあちこちを探し回ってみたが、契約店ネットワークの一覧等を見つけることができなかった。。*1

一応、問い合わせフォームもあったので、「自分の市内にあるプロトの契約店を教えて下さい。」と送ってみたが、返事は来ず・・・。*2

GOCCIA GEV600 取扱店以外から、GEV600を買うのは無理なのか!? と諦めかけたが、諦めは悪い方なので他の作戦を考えることにした。

近くに取扱店がないのなら、自分で増やす!

近場にGEV600を取り扱うバイク店がないのなら、近場のバイク店に取り扱ってもらうようにすれば、いいじゃない!

ということで、とむむ自身が交渉することにした。w

まずは近場のバイク店の情報収集を開始。
ここでポイントになるのは、「そのバイク店で電動バイクの取り扱いの実績があるか、新しい電動バイクに興味を持ってもらえるのか」の2点だ。

どこか良さそうならところはあるのかなと思いだしていると、近くのバイク店の店頭に電動バイクのポスターが貼ってあることをふと思い出した。
ネットでその店を調べて見ると、バイク店のホームページにも電動バイクを取り扱っている旨が記載されていた。
近くなので、直接お店に言って話すのが手っ取り早いかと思ったが、GEV600の製品情報とかを口頭で説明したりするのも大変なので、問い合わせフォームから連絡することにしてみた。

予想通りの返事からの・・・意外な展開

3月末頃にはGEV600の購入を決めていたので、4月の初旬にバイク店に問い合わせフォームから連絡してみた。
問い合わせの返事はメールですぐにもらえたのだが、内容は大体予想通りだった。

  • プロトの契約店ではないので、GEV600を販売するには契約が必要なこと
  • (バイクは注文後の後払いのイメージだったが、)GEV600は注文時に全額支払いが必要なこと

2点目の注文時に一括で全額支払いは予想していなかった。
GEV600を注文するためには、取り急ぎまとまった資金が必要になるので、資金繰りをどうしたものかしばらく考えることにした。*3

問い合わせのメールの返事から数日後、こちらからは何も連絡していなかったのだが、バイク店からメールで新たな連絡が来た。
購入する意志があることは最初のメールで伝えていたが、バイク店からのメールの内容は「プロトと契約が完了し、GEV600の販売が可能になった」という内容だったのだ。

繰り返しになるが・・・
近場にGEV600を取り扱うバイク店がないのなら、近場のバイク店に取り扱ってもらうようにすれば、いいじゃない!
が実現してしまった! この展開は正直、予想していなかった。

GEV600を注文する

こちらが連絡する前にプロトとの契約までしてくれたバイク店の心意気も強く感じることができた。
しばらく時間が空いたが、資金繰りの目処*4が立った数週間後にバイク店に連絡し、4月末頃にGEV600を注文することになった。

とむむ`s Selection

ここでは注文にあたり、とむむのGEV600の組み合わせを紹介しておきたい。

本体色

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前回、今回のトップ画からも分かるように、「ライトブルーXグレー」をチョイス。
本体デザインの良さが1番映える色だと思ったので、この色を選んだ。*5

メーカーアクセサリーパーツ

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GEV600の足の置き場所がフロントのステップのみになるが、足下のスペースを有効活用できるので、ミドルバスケットをチョイス。
フロントバスケットもあるが、せっかくのユニークな車体デザインが台無しになるような気がしたのでやめた。

プロトセレクトアクセサリーパーツ
ヘプコ&ベッカー

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フロントバスケットはやめたが、ヘルメットをフルフェイスにする予定だったので、トップケースは付けることにした。
確実に取り付けられることを重視し、プロトが取り扱っているヘプコ&ベッカーJOURNEY 汎用トップケース TC30をチョイスした。

ラムマウント

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スマホをナビ代わりに利用することを想定しているので、スマホを取り付けるためのアームを付けることにした。
確実に取り付けられることを重視し、 プロトが取り扱っているラムマウントXグリップ スマートフォン用 テザー付き標準アームバーマウントベース バー径 9.5-15.8mm 対応をチョイスした。
ラムマウントはバイクだけでなく、車やボートなどにも取り付けられるようで汎用性の高さがウリのようだ。
Amazonで売られているような一体型のスマホマウントキットの方が安いが、今後も長く使えることも考慮してラムマウントにした。

ヘルメット
OGK KABUTO

www.ogkkabuto.co.jp

久しぶりの原付でヘルメットがなかったので新たに購入することになった。
原付なので、ヘルメットに求められる安全基準は緩めではあるが、もしもの事故の時に頭を守るものなので、ケチらずフルフェイスにした。
AraiSHOEIのようなトップブランドのヘルメットは高価で手が出せず、コスパや評判が良さそうなOGK KABUTOKAMUI-3をチョイスした。
トップ画で雰囲気が伝わると思うが、KAMUI-3 ACCELというモデルのフラットブラックブルーにした。*6

実際の注文の流れ

近くのバイク店で、簡単にGEV600の説明と重要確認事項の説明を受け、内容の同意後、見積書を作成し、内容を確認後に入金&注文という流れだった。
GEV600の説明は、「ネットでかなり調べて来られていると思うので、簡単に済ませますね。」と言われつつ、「お問い合わせをもらって、自分でもGEV600を色々と調べてみたところなかなか良さそうだったので、直ぐにプロトさんと契約を済ませてしまいました。」というお話を伺った。
改めて、とむむの作戦通りに進んでいたことが分かった。w

重要確認事項の内容

重要確認事項の紙は購入者に渡してはいけないとプロトから言われているそうで、説明時にメモした内容を以下にまとめておきたい。

  • 保証 GEV600の登録日から1年間 or 走行距離5000km
  • 品質 商品をできる限り安く提供するために以下は不良交換の対象外とする
     ・車体の動作に影響しない外観上の問題
      例:本体の小キズ、塗装ムラ、樹脂パーツのバリ、接合部のズレ、デカールのゆがみなど
  • 開梱組立費 GEVは輸入車で半完成の状態で入荷するため、プロトで開梱、組立を行っている
    そのため、1台ごとに開梱組立費:3,500円必要
  • 配送料 個別配送には配送料がかかり、配送料は地域ごとに異なる
    とむむの場合、埼玉県への発送:4,000円が必要

上記で分かったことは、以下の2点になる。

  • GEV600は見た目を重視したユニークなデザインではあるが、電動バイクとしての動作に問題がなければ、車体の傷などで初期不良交換を受けられない
  • GEV600は車両本体価格:162,800円(税込)と安く抑えられているが、車両本体価格に含まれない開梱組立費:3,500円と個別配送費:(地域によって異なる)が必要になる。

これから、GEV600を購入される方は上記の2点を理解した上で販売するバイク店に行かれると良いかと思う。

実際の見積内容

では、上記の費用も含めた実際の見積内容を以下にまとめておきたい。
なお、プロトセレクトアクセサリーパーツヘルメットはバイク店では購入しなかったため、含まれていない。

項目 費用 備考
車両本体 148,000
開梱組立費 3,500
個別配送料 4,000 埼玉まで
アクセサリ 3,800 ミドルバスケット
諸経費 5,000 ナンバー登録など
消費税 16,430
合計 180,730

上記以外にも、自賠責保険が必要だ。とむむは5年間にしたので、13,980円になる。
自賠責保険(5年分)を追加しても、194,710円で20万円を超えることはなかった。*7
また、工賃なども必要になると思われるが、上記見積には含まれていない。*8

納車までの期間

4月末の注文でGWを挟むことになり、納車は5月下旬となった。
通常は2-3週間ほどで納車されるということだったので、GW分後ろ倒しになった感じだ。
納車までにトップケース、スマホのマウントキット、ヘルメットなどの必要なものを買うための期間ができたので、その点は有り難かったと言えそうだ。


次回は納車までに買い揃えたもの、納車時の様子などをまとめておきたい。次回もお楽しみに!

*1:競合他社に得意先の情報を公開することになるので、普通はそんなことはしないよなーと思いつつ・・・。

*2:問い合わせフォームは販売店向けのもので、スルーされた可能性は否定できない・・・。

*3:GEV600購入のための資金繰りの話は、投資のところで別でやりたいと思っている。

*4:この話は投資のところで、改めて触れておきたいと思うので今回は割愛する。

*5:ブラックXグレーの方が無難だとは思うし、いい歳したオッサンが乗るには可愛らしすぎる点はツッコまないで頂きたい・・・。

*6:本当はもう少しバイク本体の色に近い、ライトブルー系のヘルメットがよかったのだが、海外で売られているヘルメットくらいしかなく断念したのだ。。ちなみに、KAMUI-3 ACCELは2021年3月に廃番になっていたようで、とむむが入手した時点でも在庫のみとなっていた模様だ。

*7:当初の予定通り、原付(電動)を20万円以内に収められた!

*8:今回はバイク店もGEV600の実車を見てみたいということもあり、ご厚意で工賃を無料にしてもらえた。ありがたき。