どうも、とむむです。
前々回、前回に引き続き、Diginnos Stick DG-STK1B リブートの第3回をお送りしたい。
第3回は前回作成したインストールUSBを利用して、DG-STK1Bにインストールするだ。
作成したインストールUSBを利用して、DG-STK1Bをインストールする
Debian11 のインストールに必要な周辺機器を準備する
まずは、Diginnos Stick DG-STK1Bにdebian11をインストールするために必要な周辺機器を準備する。
HDMI接続可能なモニタ
HDMIが付いていれば、テレビでも普段利用しているPC用モニタでも何でもいい。
とむむの最近のお気に入りは、Amazonで売られている1.5万円以下でフルHDで15インチのモニタ(usb-c接続可能)だ。
Micro USBハブ
Diginnos Stick DG-STK1BはUSB-Aが1ポートしかないので、電源ではない方のmicro-USBにハブを付けてカバーする必要がある。
USBキーボード
USBキーボードなら何でもいいが、無線タイプのUSBキーボードがオススメだ。
USB-LANアダプタ
今回、内蔵の無線LANを利用したUSB-LANなしのインストールにチャレンジしたが、とむむの無線LAN環境ではうまくAPに接続できず断念したので、やはりUSB-LANが必要という認識だ。。
Linuxでもドライバなしで認識するバッファローのLUA4-U3-AGTE-NBKがオススメだ。
USB-AC or モバイルバッテリ
電源は付属のUSB-ACでとりあえず問題ない。
USB給電可能なモニタを利用するのであれば、電源のある場所を選ばずに利用できるモバイルバッテリも便利だ。
Debian11インストール時に注意すべき点
基本はデフォルトの設定や手順のままで良いが、注意が必要な箇所だけ抜き出して記載しておく。
BIOSからBootデバイスを直接選択してUSBメモリからブート
BIOS > Save & Exit > Boot Override > USBメモリ(UEFI: BUFFALO USB Flash Disk 4000) を選択
debian11のGRUB
メニューからDebian Installerを選択
言語選択
とむむは色々と面倒なので、日本語を選択*1
ネットワークハードウェアの検出
ネットワークの設定
ドライバがないwlan0を選択しても意味がない。
有線LAN(enx10ece7958ee0: 未知のインターフェイス)を選択
ディスクのパーティショニング
最大の連続空き領域を使うを選ぶと容量不足で怒られる。
ディスク全体を使う or ディスク全体を使い、LVMをセットアップするを選択
複数のOSを利用しないのであれば、UEFIモードで問題ない。
色々と書かれているが、ここははいを選択
インストールが完了すれば、有線LANでネットワークが繋がる状態で立ち上がる。
Debianはデフォルトでopenssh-serverがインストールされないようなので、起動したら忘れずにインストールしておくこと。
openssh-serverを利用したい場合は、インストール時にソフトウェアの選択で SSH サーバ を選択しておくこと。
追記(2021/8/18)
Twitterで、「インストール時にopen-ssh serverを選択できませんか?」とコメントを頂いた。
確かに、テキストインストールであってもデスクトップ環境の選択とか出てきそうなものだが、見た覚えがなかった。
原因は以下にまとめているので、興味ある方は以下を参照されたい。
さて、次回は内蔵無線LANをインストール時に有効にする方法とインストール後に有効にする方法をお送りしたい。