どうも、とむむです。
個人的に注目しているインドの未来派電動バイク「Ola S1/S1 Pro」が2022年の初めまでに、米国へ上陸する可能性が出てきたので、取り上げておきたい。
1件のツイートから物語は始まる
米国シリコンバレーの起業家 Vivek Wadhwa氏が、Ola CEOのBhavish Aggarwal氏にメンションで送ったツイートが以下だ。
Ola S1 is a 70-plus mph electric scooter that's priced like a bicyclehttps://t.co/Af653smYus
— Vivek Wadhwa (@wadhwa) 2021年9月4日
--Wow, this is really cool: the Tesla of scooters!
I'd love to get one here in Silicon Valley @bhash
簡単に翻訳すると、こんな感じだ。
Ola S1は、自転車くらいの価格で最高時速70マイル(約112.7km)以上で走れる電動バイクだ。 おお、コイツはマジでクールだ:スクーター界のテスラ! シリコンバレーで手に入れることができたら、とても嬉しいな。
それに対して、Ola CEOのBhavish Aggarwal氏の返信は以下の通りだ。
Yes soon! We will be shipping to US by early next year.
— Bhavish Aggarwal (@bhash) 2021年9月4日
こちらも翻訳すると、こんな感じだ。
はい すぐだよ! 来年の初めまでに米国へ出荷するよ。
こんな気軽なやり取りで、正式な会社のプレスリリースにも出てこないような情報が出てくるTwitterの破壊力には改めて驚かされる。
発売元のインドですら10月から納車が開始される予定で、2022年初頭に米国で入手できるようになれば、世界展開としてはかなりのスピード感を持っていると言えそうだ。*1
他のユーザの反応は?
mygovの元CEOのArvind Gupta氏は、こんな返信をしている。
I think Ola will available in US before Tesla will be available in India :)
— Arvind Gupta (@buzzindelhi) 2021年9月4日
インドでテスラに乗れるようになる前に、米国でOla(S1)に乗れるようになると思うよ。
これはテスラのインド進出がゆっくりと進んでいることを揶揄しているのかも知れない。
テスラのインド進出は当初の2021年半ばから遅れているものの、少しずつ進んでいるようではある。
まとめ
インドの未来派電動バイク「Ola S1/S1 Pro」が当初の予定よりも早く米国へ上陸することになりそうだ。
米国での評判が上々であれば、その評判を聞きつけて日本向けの並行輸入やローカライズの話が出てくることになると嬉しいなぁと個人的に期待している。
今後も、Ola S1/S1 Proに動きがあれば、本ブログで取り上げていきたいと思う。
*1:正直、「来年の初めまで」がどこまでを指すのか分からないが・・・。