とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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glantankの再構築 その1

5月の終わりに、自宅でサーバにしていたglantankのHDDが大破。
サーバも復旧不可の状況になってしまった。
glantankなのに、HDD1個で運用していたこと、最近バックアップを取っていなかったこと、が最大の敗因と思っている。
とりあえず、外向けに公開しているWebサーバのみ突貫工事で復旧した。
理由は、普段から掲示板等を利用してくれている友人たちが困るからなのだ。
このサーバは、自宅内での内向け&外向けDNSとしても使っていたのだが、色々過去のバックアップを漁ったが、肝心のzoneファイルのバックアップがない!

その時点で、しばらくやる気がなくなった・・・。(苦笑)

で、久しぶりに時間ができたので、再開した。
これは一から作り直すしかないと、とりあえず、色々調べて始めることにした。

以前は、デフォルトのbindを使っていたので、bind8で運用していた。
どうやら、bind9という新しいバージョンも使えるようなので、今回はbind9でdnsを作ることにした。

適当にググっていたら、いくつか気をつけなくちゃいけないことがあることが分かる。
今回、etchのbind9を使うのだが、このパッケージに含まれているdb.rootが古いらしい。

なので、このblogを参考にさせてもらい、最新のroot-serverを参照するように変更した。
それから、nslookupやdigコマンド打つには、dnsutilsが必要の模様。

○インストールしたパッケージ

# apt-get install bind9 dnsutils

○デフォルトの結果
# cat /etc/bind/db.root | grep 'L\.'
. 518400 IN NS L.ROOT-SERVERS.NET.
L.ROOT-SERVERS.NET. 3600000 IN A 198.32.64.12

○変更後の結果

# cat /etc/bind/db.root | grep 'L\.'
. 518400 IN NS L.ROOT-SERVERS.NET.
L.ROOT-SERVERS.NET. 3600000 IN A 199.7.83.42

それ以外の設定は、ここを参考にさせてもらいました。
ちょっと悩んだのが、内向きにDynamic DNSの名前を解決することだったのだけど、正引きのみでちょっと強引な方法で解決しました。(笑)

あとは、DHCPサーバとSAMBAの設定をやらねば・・・。