どうも、とむむです。
Windows8が発売されて2ヶ月が経とうとしているが、アップグレードや新規購入している人もいるんじゃないかなぁ。と思う今日この頃…。特にアップグレードの期間限定価格が来年の1月末までなので、アップグレードを検討している人はそろそろ動いたほうがいいのかなぁ。と思う。
基本的にはWindowsにあまり興味のないとむむではあったが、ARM並の超省電力を実現した最新のAtom Z2760がWindows8搭載タブレットPCとして発売されると言われて、ワクテカが止まらない日々だった。
12月に入りようやく情報が色々と出揃ってきたので、まとめてみたいと思う。
Lenovoの「ThinkPad Tablet 2」の技術説明会を紹介した、PC watchの記事を引用してまとめてみると、以下の流れで開発が進められていたようだ。
■PC Watchの記事まとめ
・ThinkPad Tablet 2が、今回のAtom Z2760 + Windows8タブレットPCのリファレンスモデルになり、Lenovo木下氏のインタビュー内容によると、「今回のThinkPad Tablet 2はIDPというプログラムに基づいてIntelとMicrosoftと共同で行なっている。このため、ThinkPad Tablet 2のデータが他のOEMメーカーにもフィードバックされている」とのこと。
記事の中でも書かれていたがGoogleがAndroidプラットフォームでやっているようなことをIntelとMicrosoftもやっているようだ。
・LenovoのThinkPad Tablet 2のデータを受け取って作ったは、今のところ、富士通、HP、Acerの3社?
HPは11インチモデルを発売したが、710gと重いため、とむむ的には眼中にない。
600gを切る10インチモデルを提供するLenovo、富士通、Acerの3社を今回の比較の対象とした。
・Atom Z2760 + Windows8タブレットで日本で1番早く発売したのは、富士通の「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」で11月22日に発売。
Lenovoが先行して開発していたとは言え、製品の出荷や発売が最も早かったのは富士通…というは少し残念な感じも。。Intelとの力関係もあるのかな? その富士通も当初は11月上旬に発売すると言いながらも延期したという経緯もある。このあたりの遅れはどうやら、Atom Z2760の製造に遅れがあるという話もあるので、しばらく入手困難が続きそうだ。
■3製品の比較
そんな訳で、今回は以下の3製品を比較してみたいと思う。
・Lenovo「ThinkPad Tablet 2」
・富士通「ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J」
・Acer「ICONIA W5」
3製品で共通している内容は以下の6点だ。
OS: Windows 8 (Lenovoのみ Pro)
CPU: インテルR Atom (Atom Z2760, 1.5 GHz, 1 MB)
液晶:10.1インチ 1366 x 768 ディスプレイ
メモリ: 2 GB
カメラ:800万画素(背面)、200万画素(前面)
SD: MicroSDHC(最大32GB)
無線LAN:802.11a/b/g/n
OSが全て32bit版なのは、Atom Z2760が32bit CPUだからだ。
一方でLenovoだけがProを採用している模様、どうしてもProにしたければ、今なら5000円弱で無印からProへアップグレードすることも可能だ。こちらは期間限定ではないようだが、数量限定の可能性があるので、気になる人は早めにアップグレードしておいた方がよいかも知れない。
CPUはグラフィック機能を内蔵したAtom Z2760だ。SoC(System on a Chip)で作られているらしく、省電力を目指すには避けて通れない道なのかも、とも思う。カメラやSDメモリのスペックもほぼ似通っているので、リファレンスモデルを基に設計されたのもよく分かる。
3製品で、とむむ的にポイントが高い特長を中心に紹介していきたいと思う。
どちらも、他にはない便利な機能だと思う。
特にFull USBの端子はMicroUSBからの変換も不要。
また、LenovoだけWindows8Proを採用しているところもポイントが高い。
その分、価格が上乗せされているとは思うが、アップグレードの手間もなく、Proが欲しい人にはピッタリだと思う。
本体に防水、防塵の効果があるので、アウトドアや台所やお風呂でも大活躍だ。
本体の薄さ、コンパクトさ、デザインも他よりも良いと思う。
このモデルを買ったから分かったことがだが、以下の点は残念だった。
・HDMIがオプションのクレードルかオプションの変換ケーブルがないと利用できない。
・クレードルからしか充電できない。
・独自規格のUSB端子で汎用性がない。
追記1:
汎用のmicro USBも使えるので、残念ではなかった・・・。(コメントありがとうございました!)
値段は6万円を切るので同系機種の中では最安値。
キーボード搭載モデルもあるので、ノートパソコン的に使いたい人にもオススメだ。
Micro USBやMicro HDMIを搭載し、ACアダプタも比較的コンパクトだった。
防水防塵が不要であれば、ICONIA W510はアリだと思う。
■比較まとめ
結論を言うと、今のところ、3モデルで1押しはICONIA W510だ!
とむむは、発売日が最も早かった富士通に飛びついてしまったが…。バッテリ駆動時にクロックが半分になってしまう現象があったり、色々と残念な点も多い。
追記2:
バッテリ駆動時にクロックが半分になってしまう現象は、アップデートナビで電源設定変更ツールで改善する模様。(コメントありがとうございました!)
まぁ、デザイン的には悪くないのと、お風呂で使えちゃうところは、風呂時間が長いとむむにとっては、他を圧倒できるだけのアドバンテージがあると言っても過言ではないが、それに+1万円は悩ましいところだ。
Lenovoは実物を触ってみないと分からないところもあるが、pro採用時点でICONIAの1万円+は間違いないだろう。
それぞれ特長があるので、あなたに最適なAtom Z2760搭載のタブレットPCを選んでもらえたらと思う。