どうも、とむむです。
久々にブログを再開したが、「Zwide NA08H」系のエントリーが好評のようで、非常にありがたい。
今回はレビューの最終回として、実際の使用感と活用術をお送りしたい。
実際の使用感
端的に良かった点と悪かった点を3つずつ挙げていきたいと思う。
NA08Hの良かった点
Windows 11の動きが非常に軽快!
「MAL-FWTVPCM1」をWindows 11に上げた時、久々の旅行前のWindows Update大会が終わらない時とか、まぁまぁストレスだった。。
「NA08H」はNVMe SSD + Memory 8GBでサクサクと動いてくれるので、何をするにもすこぶる快適だ!
USB-SSD環境の移行も問題なし!
とむむは、バッファローのUSBメモリサイズのSSDが気に入っている。
とむむは、バッファローのUSB-SSDにchromeOS*1を入れて活用している。
以前も「MAL-FWTVPCM1」で利用していたが、「Zwide NA08H」でも指紋認証以外の無線LAN、Bluetooth、画面のタッチパネル等も動作は全く問題なし。
ChromeOSはGoogle PlayやAndroidアプリも動作可能で、「MAL-FWTVPCM1」でも利用はできたが、動作感には難ありといった感じだったが、「Zwide NA08H」で動かすようになってからは非常に快適だ。
サイズ感や重さが素晴らしい!
変態配列ではあるが、それは「MAL-FWTVPCM1」の時に既に慣れている。
このサイズ感で十分なキーピッチとキーストロークがあるので、キーボードとしては及第点と言えよう。
日常使いでもそれほど大きくない鞄に気軽に入れて持ち運べるサイズ感&重さなので、その点も重宝している。
NA08Hの悪かった点
バッテリーの持ちがよくない印象・・・
N100になったことで性能は格段に向上したのは良かったのだが、そのおかげ?もあってか、バッテリーの持ちはそれほどよくないように感じる。。
普通に使っていると、体感的には2時間弱くらいでバッテリーがなくなる印象だ。
ちなみに、外出時にフリーWi-Fiのある環境でNordVPN + XREAL Air + Pixel Buds Pro + 小型USBマウスを接続して、Netflixで動画を見ながらPCで作業というまぁまぁヘビィな使い方をしている時は、約1時間15分で強制スリープした。
常にファンが回っている印象・・・
購入直後はWindows11のアップデートをしばらくやっていたせいもあるかも知れないが、普段使いでも高負荷状態が継続していると、ずっとファンが回っているように見える。
BIOSで制御できるような設定を探してみたが、残念ながらなさそうだ。。*2
光学式トラックポイントはイマイチ・・・
ここは相変わらず・・・使っている部品も全く同じなんじゃないかなと思う。
なので、小型マウスの併用をおすすめしたい。*3
「MAL-FWTVPCM1」からの進化点
とむむ的には前に使っていた「MAL-FWTVPCM1」からの進化点にも触れておきたい。
高出力のUSB-C充電に対応!
「MAL-FWTVPCM1」は18WのUSB-C充電器でしか充電できなかった。
逆に「Zwide NA08H」は18W以下の出力のUSB-ACで充電ができなくなったが、高出力の65WとかのUSB-C ACで充電可能になった。*4
USB3.0ポートが2つに!
複数のUSB-Aタイプのストレージを同時に使いたい時に便利になった。
あと、何気に右側の向きが左側と上下逆さまになっていたのが直ったのも良い点だと思う。
起動時のキーボードバックライトがデフォルトオフに!
毎回オフにする煩わしさから解放されたし、キーボードのバックライトもバッテリー消費に影響するので、細かい変更点だが有難い。
とむむ的活用術
バッテリー&ファン周りの改善に向けて
Amazonのコメント欄に記載の情報を参考にさせてもらっている。
ファン制御アプリ(Windowsのみ)
TrottleStop
TrottleStopのTPLでCPUのTDPを3-4Wに抑えるとファンの回転頻度やバッテリー消費が抑えられるようだ。
設定方法の詳細は以下を参考にして欲しい。
TrottleStopのTPLで4Wに設定した場合のバッテリー持続時間をテストをやってみた。
OSはWindows11で、youtubeの動画を輝度(中間)、音声(中間)で再生し続けたら、2時間11分で強制スリープした。
OSの「電源モード」設定(Windowsのみ)
Winスタート→右クリック→電源オプション→電源モードを「トップクラスの電力効率」にすると良いようだ。
CPUの消費電力が3W程度に抑えられるとのことだが、こちらもバッテリー持続時間をテストしてみた。
OSはWindows11で、youtubeの動画を輝度(中間)、音声(中間)で再生し続けたら、2時間16分で強制スリープした。*5
USB-SSD環境のススメ
「USB-SSD環境の移行も問題なし!」でも軽く触れたが、USB-SSDに環境を作ることをオススメしたい。
chromeOS系を動かすのもいいし、Ubuntu系とかデスクトップのLinuxディストリビューションも悪くない。
複数持っていれば、複数環境を切り替えて利用できるし、端末依存も気にしなくていいので、重宝する。
とむむのお気に入りは、chromeOS系でchromeOS(ハック版)とchromeOS Flex(ノーマル版)を併用している。*6
USBの飛び出しが大きくなるが、旧タイプのモデルの方が数千円くらい安いので、お試しでやる人は以下を利用するといいと思う。
まとめ
レビューは一旦これで終わりにしたいと思う。
デフォルト状態ではかなりファンが回りやすいようだが、バッテリー設定やCPUのTDPを抑えることで、その点はある程度改善することが分かった。
外出時のバッテリー持続時間に多少課題はあるものの、最近は大容量でコンパクトなモバイルバッテリーも増えてきているので、本体が軽くコンパクトな分、モバイルバッテリーの活用でカバーするのも手ではないかなと思った。
ちなみに、8月末頃の1週間ほどの短い期間だったが、「Zwide NA08H」が何と・・・42,499円に値下げになっていた時期があった!
7,500円も安くなっていたので、「Zwide NA08H」を買おうか迷っている人の最後のひと押しになったのではないかなと思う。
次回の値下げ時には、このブログの公式Xでつぶやくのでフォローをよろしく!
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*1:chromeOS Flexではないので、あしからず。。次回あたりに「Zwide NA08H」でchromeOSを動かす的な話も取り上げようかなと思っている。
*2:Advanced > CPU > Boot Performance Mode というのがあるが、これは「OS ハンドオフの前に BIOS が設定する CPU パフォーマンス状態」なので、OS起動後の動作には関係ないようだ。。
*3:オススメの小型マウスは別エントリーで紹介したい。
*4:今日日、18W固定の方が使い勝手が悪いので、18WのUSB-ACで充電できなくなったことはあまり気にならなくなった。
*5:TrottleStopのTPLで4Wに設定した時よりは5分くらい長いが、誤差の範囲だと思う。
*6:ハック版の作り方は機会があれば別エントリーで紹介したい。