とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

MENU

Libre Office Draw があれば、Visioって、もうなくてもいいのかな?

Visio to Libre office draw

どうも、とむむです。

仕事柄、Microsoft Visioを使う機会がたまにあるのだが、Visioって、オープンソースのツールとかフリーのオフィス系ソフトとかで使えるようになっていないのかなぁ。と調べてみたところ、なんと、LibreOffice(OpenOfficeの派生)の3.5以降で、Visioファイルをインポート及び編集するインポートしたファイルを編集できる機能が追加されていた。

じゃぁ、もうVisioなしでもいいんじゃね? とも思ったのだが、更に色々調べてみると、最新の4.0を持ってしても、ステンシルのインポートができないようだ。バグレポートも上がっているので対応するつもりはあるが、機能が不完全なのかも知れない。

先ほどのバグレポートを元に調べてみると「writeperfect」というパッケージにステンシルのvssファイルをLibre OfficeなどのOpenOffice系のDraw形式であるodgに変換可能なコマンドvss2odg」というものが存在するらしい。
MacOSXでvvs2odgを使えるようにするブログもあったが、どうも手順が複雑っぽいのとりあえず、パス。(笑)

もっと、簡単にwriteperfectをインストールできないかと調べていたら、cygwin用のwriteperfect0.8.1を発見するも0.8.2以降でないと、vss2odgが含まれないことが分かったので、この方法は断念した。

その後、vss2odgが含まれるwriteperfect0.8.2を簡単にインストールできる環境を探してみると、先週リリースされたばかりのfedora19が該当することが分かる。

そこで、fedora19とwriteperfectをインストールし、試しにDELLCiscoのVSSファイルをodgにコンバートしてみたところ、正常にLibreOfficeでも読め書きや編集が可能なことが分かった。

という訳で、vss2odgを使えば、LibreOffice上でVisioのステンシルも利用できる! ことが分かった。

本当にやりたかったのは、ステンシルをExcel上で扱えるようにすることだったので、LibreOfficeのCalc上に貼り付けてExcel形式で書き出してみたが、Excelの方で書き出したファイルを開こうとすると、このオブジェクトは未対応と言われるだけで、何も表示することができなかった。。
まぁ、LibreOfficeで完結させるのであれば、変換して使う方法もアリかなと思う。

追記(2021年8月24日)

新たにWindows10環境でVisioステンシルを変換する方法をまとめたエントリーを追加したので、ご参考まで。

tomm.hatenablog.com