どうも、とむむです。
仕事柄、Microsoft Visioを使う機会がたまにあるのだが、Visioって、オープンソースのツールとかフリーのオフィス系ソフトとかで使えるようになっていないのかなぁ。と調べてみたところ、なんと、LibreOffice(OpenOfficeの派生)の3.5以降で、Visioファイルをインポート及び編集するインポートしたファイルを編集できる機能が追加されていた。
じゃぁ、もうVisioなしでもいいんじゃね? とも思ったのだが、更に色々調べてみると、最新の4.0を持ってしても、ステンシルのインポートができないようだ。バグレポートも上がっているので対応するつもりはあるが、機能が不完全なのかも知れない。
先ほどのバグレポートを元に調べてみると「writeperfect」というパッケージにステンシルのvssファイルをLibre OfficeなどのOpenOffice系のDraw形式であるodgに変換可能なコマンド「vss2odg」というものが存在するらしい。
MacOSXでvvs2odgを使えるようにするブログもあったが、どうも手順が複雑っぽいのとりあえず、パス。(笑)
もっと、簡単にwriteperfectをインストールできないかと調べていたら、cygwin用のwriteperfect0.8.1を発見するも0.8.2以降でないと、vss2odgが含まれないことが分かったので、この方法は断念した。
その後、vss2odgが含まれるwriteperfect0.8.2を簡単にインストールできる環境を探してみると、先週リリースされたばかりのfedora19が該当することが分かる。
そこで、fedora19とwriteperfectをインストールし、試しにDELLやCiscoのVSSファイルをodgにコンバートしてみたところ、正常にLibreOfficeでも読め書きや編集が可能なことが分かった。
という訳で、vss2odgを使えば、LibreOffice上でVisioのステンシルも利用できる! ことが分かった。
本当にやりたかったのは、ステンシルをExcel上で扱えるようにすることだったので、LibreOfficeのCalc上に貼り付けてExcel形式で書き出してみたが、Excelの方で書き出したファイルを開こうとすると、このオブジェクトは未対応と言われるだけで、何も表示することができなかった。。
まぁ、LibreOfficeで完結させるのであれば、変換して使う方法もアリかなと思う。