とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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Titan700サーバ構築 その1

去年のエントリーにも書いた通り、MSITitan700をサーバ化した。

さて、まずはサーバ用のOSの選定からだ。
フリーで使えるサーバOSでメジャーなところをピックアップすると・・・。

RedHat Linux
CentOS
Fedora

Debian Linux
Debian
Ubuntuサーバ版

Solaris
Solaris
OpenSolaris

Intel x86アーキテクチャで使えるものは、ざっとこんなところだろう。
まずは、LinuxSolarisかだろう。
最近は、Solarisも色々と開けてきた感じがするし、OSとしての安定度はピカ一だろう。
しかし、情報の量、コンパイル済のパッケージの量等を考えると、日常の運用の負荷的にはあまりいいとは言えない。まぁ、それだけの苦労?をしても、やるという根性があれば、いいのかも知れないが、片手間でやるには労力が多すぎる。
あと、経験則になるが、アップデート関連に失敗することが多い・・・。そういうのにイライラしてもねぇ。

さて、Solarisはあっさり候補から外したとして、次はLinuxだ。
もっとも、メジャーどころとしては、やっぱりRedHat系だ。
以前は、Fedoraを使っていたこともあったが、Fedoraはずっと使うにしてはサポートの期間が短すぎる・・・。で、OSの最新版を追い続けるのには、OSのアップグレードをすることもできるが、DVDを使って上書きインストール的なことをしなくてはいけない。これは、ちょっとねぇ。
じゃ、CentOSはどうだ?
RedHat Enterprise Linuxのフリー版だ。
サポートの期間も長いし、RedHatの最新版にも比較的早いタイミングで追随している。
まぁ、申し分ないだろう。
ただし、メジャーアップデートの期間が長く、最新のミドルウェアにはなかなか対応しない。
最新を使いたいのであれば、sourceでという話になる。だったら、Solarisと変わらない。
となると、最後はDebian Linux系か。

Debian自身は、CentOSよりもメジャーアップデートの期間が長いので、却下。
じゃ、Ubuntuはどうだ?
職場でデスクトップ版を常用しているが、Fedoraのような先進性を比較的安定したペースでかつ、安定したシステムを提供できていると思う。
サーバ版は使用したことがなかったが、下記の記事のように評判は悪くなさそう。

注目集める「Ubuntu Linux」,デスクトップ版とサーバー版の違いを探る

第1回:デスクトップ版だけじゃないUbuntuのメリット

そんなわけで、Ubuntu 8.10 Serverをインストールした。8.04 LTSという選択肢もあったが、やはり、最新に上げられるバージョンの方がよいだろう。

初期インストールで必要な容量は、700MB程度だった。
しかも、Xとか余計なものが全く入らない。
ああ、これは非常にいいかもと思ってしまった。
必要なパッケージ類は、apt-getで入れていけばいいしねぇ。
というわけで、Ubuntuは、Server版もかなりオススメだ。

次回からは、移行作業とOpenPNE導入話をする予定なので、お楽しみに!