とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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クラウドファンディング「Indiegogo」に初参加! | GPD Win への道 その1

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どうも、とむむです。

tomm.hatenablog.com

今直ぐでなくても、今年中にはCherry Trail世代のAtomも何か買うのではないかと思っている。(スティックPCではなく、ミニノートPC系かなーとかw)

と、上のエントリーで書いていたが、コレは! というコンパクトなミニノートが急に現れたので、紹介しておこうと思う。

「GPD Win」と出会い

www.indiegogo.com

どこのサイトで見つけたのかよく分からないのだが、「Indiegogo」というクラウドファンディングで、超小型なゲーミングノートPC「GPD Win」の出資を募っているらしいというニュースを見かけた。

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「GPD Win」と聞いてGPDと言えば、「GPD XD」と何か関係あるの? と思った人はなかなか勘がいい。
そう、この「GPD Win」は「GPD XD」を作ったGPD Technology社が企画したクラウドファンディングなのだ。

「GPD XD」はAndroidタブレットに専用のゲームパッドを装備し、OS側には様々なゲーム機のエミュレータアプリを標準搭載するという「コレってホントに大丈夫?」 的な夢のAndoridタブレットだ。
とむむは一時期、本気で「GPD XD」を買おうかと考えた時期もあったが、これ以上、Androidタブレットを増やすのもどうかなと思い、思い留まった。

「GPD Win」のどこがいいのか!

話が少し横道に逸れたが、「GPD Win」について詳しく見ていこう。

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CPU: Atom x5-Z8500 or x5-Z8550
メモリ: 4GB
SSD: 64GB
モニタ: 5.5インチIPS液晶(1280×720)
大きさ:155×97×22mm
重さ: 300g
OS: Windows 10 home (64bit)

上の画像の方も見てもらうと分かるように、完全に手のひらサイズの大きさだ。
とむむが以前、愛用していたmbookやOnkyo BXのような今となっては、絶滅危惧種的な超小型ノートPCのジャンルに完全に合致している。

本体にはキーボードの他に「GPD XD」譲りの高品質なボタンやジョイスティックを備えているのと、Cherry Trail世代のCPUやGPUのおかげで、ゲームも以前のAtomとは比べ物にならないくらい快適にできそうだ。

とむむのメインの利用想定は、超小型ノートPC的な使い方を考えている。
ハードウェアスイッチで右側のジョイスティックをマウスとしても使える点や、軽量なので両手で掴んでキーボードを入力するスタイルも可能だ。

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上は完成イメージのCG or モックアップ画像なので、実機のキーボードの大きさや形状がどうなるのかは不明だが、この位のキーの大きさがあれば、画像のようにポチポチすることもできそうだ。

また、メモリは4GBあるし、SSDも64GBあるので、とむむの及第点をクリアできている。
Full USB x 1、micro USB(USB Type Cになるかも?) x 1、mini HDMI x 1など、コンパクトながらも拡張性もそこそこある。
少し気になるのは、無線LANが5GHz帯に対応していない可能性がある点だ。*1
このあたりは仕様が完全に確定していないので、製品版出荷前に変更になる可能性がある。

いずれにしても、現行世代Atom(Cherry Trail)で300gの軽量コンパクトなミニノート。唯一無二の存在。
これは欲しい! すごーく欲しいぞ! となってきた。

「Indiegogo」に初参加

ガジェット系のクラウドファンディングの多くは、まず目標金額まで出資が集まり、次に対象のガジェットが無事完成すれば、プロジェクトが成功となる。 成功すれば出資金額に応じた報酬として、出資者に製品版相当を提供したり、出資金額に応じてオプションを追加したりするような仕組みになっている。

そもそも、目標金額まで到達できなかった場合は、その時点でプロジェクトは不成立。出資金は全額返金となる。
今回の「GPD Win」は、とむむが知った段階で目標金額はクリアしていたので、プロジェクト自体は既に成立済だった。
その後の流れをざっくりと書くと、プロトタイプの制作→プロトタイプのテスト→(テスト結果を元に改良した)製品版の制作→完成 という流れになる。

上記のどこかでプロジェクト自体が頓挫したり、クラウドファンディングで集めた資金が底をつくと、プロジェクトは失敗となる。
失敗した場合、クラウドファンディングして募集した側の手元にお金が残っていることは少なく、返金はほぼ絶望的だ。

今回の「GPD Win」の場合は製品版は499ドルで販売する予定で、クラウドファンディングで出資してくれた人には200ドル安い299ドルで製品版を1個プレゼントしてくれるらしい。

ただし、プロジェクトが成功した暁には…だ。
そのあたりの状況を鑑みると、クラウドファンディングに参加することはある種の賭けと言ってもいいと思う。
最悪、お金が帰ってこなくても怒らない、困らない、泣かないw という覚悟をもって参加しなくてはならない。

ちなみに、世の中的にガジェット系のクラウドファンディングというと、「KickStarter」が圧倒的に有名な気がするが、「GPD Win」が利用している「Indiegogo」もクラウドファンディング業界では2番手くらいに有名なところらしい。

もう、ダメで元々、運良く手に入ればラッキーくらいの気持ちを持ちつつ、こんなニッチな製品を作ってくれるGPD Technology社のチャレンジを是非応援したい気持ちになった。

とむむは、製品版が1個もらえる(かもしれない)1 × GPD WINの299ドルを出資した。

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299ドルを溝に捨てることになるのか、どうか。
早くもドキドキしている。
クラウドファンディングにスケジュールの遅延はつきものだが、プロジェクト失敗だけは勘弁してもらいたい、と思っている。

今後のスケジュールは、以下のようになっているので、アップデートがあれば、都度、このブログでも共有していきたいと思う。

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GPD Win への道 乞うご期待!

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*1:それに今時なのだがら、802.11acでもいいのではないかとも思う。