とむむの日々

埼玉県某市に住む「とむむ」の日記です。2008年3月から、関心のあることを書き連ねる日常の記録です。

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povo2.0のSIMカードがやってきた! auサブブランドへの期待から…まさかのiPad非対応にビックリ・・・(追記あり:非公式でiPadでも利用可能)

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どうも、とむむです。

昨日、pvo2.0SIMカードを受け取ることができた。
いくつかの機器で試してみたので、その様子をお伝えしたい。

なお、開封の様子は以下のツイートを見て頂きたい。

povo2.0とは

povo2.0は、月額基本料0円で高速通信のためのデータ容量はトッピングと呼ばれているオプションを追加するタイプのサービスだ。

ベースプランを表にまとめると以下のような感じだ。

# 料金/詳細 備考
月額基本料 0円 有料トッピングの購入が180日間以上ないと、利用停止、契約解除になる可能性あり
月間データ容量 0GB データ容量の追加がない場合、通信速度は送受信最大128kbps
国内通話料 税込22円/30秒
国内SMS利用料 送信: 税込3.3円/1通
受信: 無料
機種によっては最大で全角670文字まで送信可能。文字数に応じた送信料の追加あり。

以下のツイートにも記載していたが、ベースプランのまま180日経過すると、利用停止、契約解除の可能性があちこちに書かれている。

この点は注意が必要だが、いずれも表現が曖昧で本気で利用停止や契約解除にするのかは怪しいと、個人的には思っている。*1

povo2.0サービス開始当初のトッピングは全部で10種類だ。

  • データトッピング(6種類)
トッピング名 料金/回
データ追加1GB (7日間) 税込390円
データ追加3GB (30日間) 税込990円
データ追加20GB (30日間) 税込2,700円
データ追加60GB (90日間) 税込6,490円
データ追加150GB (180日間) 税込12,980円
データ使い放題 (24時間) 税込330円
  • 通話トッピング(2種類)
トッピング名 料金/回
5分以内通話かけ放題(1ヶ月間) 税込550円
通話かけ放題(1ヶ月間) 税込1,650円
  • コンテンツトッピング(2種類)
トッピング名 料金/回
DAZN使い放題パック (7日間) 税込760円
smash.使い放題パック (24時間) 税込220円

サブ的な利用であれば、普段は低速で利用し、外出時だけデータ使い放題(24時間)をトッピングするなどの使い方が便利だと思う。

SIM開通手続き

iOS/Andoridのアプリをインストールして以下の手順でやればOKだ。
ちなみに、SIM開通手続きをしたiPhoneにpovo2.0のSIMカードを入れなくてもSIM開通が可能だった。

povo.jp

アプリの中でも説明が出てくるが、21時以降にSIMの有効化をすると、翌日の9時以降にならないと有効にならないので、注意が必要だ。

APN設定

iPhoneの場合

iPhoneの人はiOS14.5以上にしておけば、プロファイルのインストールは不要のようだ。

Androidの場合

楽天モバイルも同じだったが、最近のAPNはユーザ名、パスワード不要が流行っているようだ。
設定内容は以下の通りだ。

項目 設定内容
名前 povo 2.0
APN povo.jp
ユーザー名 - (設定不要)
パスワード - (設定不要)
認証タイプ - (設定不要)
APNプロトコル IPv4 / IPv6
APNタイプ -
APN情報 - (テザリングが利用できない時はdunを入力)

動作確認

Unihertz Atom

SIMフリーAndroidスマホはコレしかないので、動作確認用などで重宝している。*2

APNを設定すれば、モバイルデータ通信携帯電話の発信も特に問題なく動作した。

chromebook x360 13c

auのサブブランドなので、かなり期待していたのだが・・・結果はmineoと変わらず・・・だった。

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ちなみに、 chromebook x360 13cの他の格安SIMの動作確認の結果は以下を参考にして欲しい。

tomm.hatenablog.com

iPad Pro(12.9インチ)

iOSがプロファイルなしで動くのなら、iPad OSも同じかなー」と安易な気持ちでiPad Pro(12.9インチ)SIMカードを挿してみた。

結果、、、電波は掴んでいるようだが、アンテナピクトが立たずで・・・NGだった。
状況としては以下のような感じだ。

  • iPadの「設定 > モバイル通信」で、SIMカードは認識している。
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  • iPadの「設定 > モバイル通信 > ネットワーク選択」で、KDDIを含む各社のネットワーク(電波)が見えている。
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  • iPadの「コントロールセンター」のアンテナピクトは圏外のまま。。
    f:id:tomumu:20211002155457j:plain

これまで、格安SIMとかでもiPadだけ動作しないということはあまり経験がなかったので、ちょっと驚いた。*3

改めて、povo2.0の対応端末のページを確認してみたが、SIMカード対応機種eSIM対応機種どちらにもiPadの記載がない*4

とむむはiPadの利用は想定していなかったのだが、0円で契約できるSIMカードとしてiPadでの利用を考えていた人は相当ガッカリするんじゃないかなと思う。

追記 iOS14.5以前用のプロファイルでiPadも通信できる!(10/03)

公式ではiPadの対応機種への記載はないが、iOS 14.5以前のために配布されているプロファイルで通信できることが分かった!

povo.jp

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プロファイルをインストールしたいiPadSafariを起動すれば、リンク先から簡単にインストールできる。
一応、、このプロファイルの用途はあくまでもiOS14.5以前のiPhone向けなので、iPadへのインストールやiPadでのpovo2.0の利用は自己責任でお願いしたい。*5

速度確認

通信速度は通話機能は不要なので、au VoLTE非対応のHUAWEI MediaPad M5(SHT-AL09)で確認した。

povo2.0とmineoと自宅のエキサイトMEC光で、それぞれBNRスピードテストで通信速度を測ってみた。

www.musen-lan.com

povo2.0

ベースプランの通信速度は送受信最大128kbpsの状態で計測した。

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mineo

節約モードをオンにしているので、送受信最大200kbpsの状態で計測した。

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参考:自宅(エキサイトMEC光)

自宅内のWiFiに接続し、計測した。

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速度まとめ

項目 povo2.0 mineo 参考:自宅(エキサイトMEC光)
下り 167,93kpbs 644.62kbps 111.06Mbps
上り 1.2Mbps 1.3Mbps 125.09Mbps

一応、mineoはパケット放題 Plus(385円/月)などのサービスに入れば、節約モード(低速モード)でも最大1.5Mbpsで通信できるようだ。

今回はノーマルの状態で計測したが、mineoは下り500kbps超なので格安SIMの低速モードにしてはかなり優秀な部類だと思った。

povo2.0の方は仕様通りの控えめな感じだ。

参考までに載せている自宅のエキサイトMEC光有線LANなら500Mbpsくらい出るが、無線でも大体100Mbps程度が出ているのでなかなか快適だ。

全体まとめ

povo2.0で色々と試してみたが、とむむ的には以下の3点に尽きるかなと思う。

  • 0円で維持できるサービスとしては、総合的に楽天モバイルの方が良さそう。*6
  • chromebookの対応は仕方がない面*7もありそうだが、iPadで利用できないのはサブ的に利用したい人には結構致命的だと思う*8
  • 既にau対応の端末を持っているかつ、auのサービスを今後も継続的に使いたい意思があり、メインで利用しているauスマホ料金をとにかく安くしたい人には非常に向いていると思う。

まずは冒頭の注釈にも書いたように、180日間トッピングを購入しないまま過ごしてみたいと思う。

一応、面白そうなので#ギガ活には参加したい。*9

povo.jp

また、FIND povoも、GEV600とかを利用してあちこち行くと面白いかなと思っている。

そのあたりも、実際にどんなものか分かったら、エントリーにまとめたいと思うのでお楽しみに!

*1:6ヶ月後の4/1までトッピングを追加しなければ、どうなるのかを試してみようかと思っている。

*2:この間、Rakuten miniのeSIMをSIMカードに切り替えた時も、このAtomで動作確認した。

*3:APN設定はできない、iOS/iPad OS用のプロファイルの配布もないで打つ手なしの状態だ・・・ ←10/03追記:プロファイルはサポートページで配布されていた!

*4:SIMフリーAndroidは動作確認した機種しか記載されないから情報がなくても使えることはよくあるが、メジャーなiPadの記載がないのは非対応ということになるのだろう。

*5:SIMカードを挿すと毎回、キャリア設定アップデートが出てくる挙動も気になっている・・・。

*6:あくまでも、2021年10月の時点では・・・

*7:Google側の対応が必要など

*8:非公式で利用できることが分かったので、追記をご確認頂きたい。

*9:ローソンなど実際に利用しような店舗はエントリー済である。